皆さんこんにちはKZです。
10月からの増税に合わせて料金の改定する先生も多いのではないでしょうか?
私も知り合いの先生も増税のタイミングで料金を変更する先生が多数おります。
そこで少し数字の話を久しぶりにしてみますね(^^)
利益=売上-経費(支出)
当たり前のことですが、利益(手元に残る)とは売上から経費にかかる費用を引いたものです。
整骨院は医療なので利益第一主義になってはいけないし、マーケティングだけの口だけ先生にもなってほしくないと思って委員会を立ち上げたわけですが、プロとはボランティアではありません。
私はボランティア精神を仕事に持ち込むのは嫌いでプロならお金を貰うしお金をもらうならボランティアではできない技術や知識、接遇を持たなければいけないというプライドを持っています。
なのでオマケで患者さんに何かをしてあげたりする事はしないようにスタッフへも口を酸っぱく話しています。
そうすることによって個人差なく接するようにも出来ますし自分のやってることへプライドを持てると思っています。
ボランティア自体はとても良いことで私も動物が好きなので数回、犬猫の里親探しのボランティアへ参加したことがあります。
しかしソコで思ったのは、わからないことは教えてはくれないし私も、たいして知識がないのに現場に出ていました。
でももし私がペットショップを経営するならあんなレベルで商売はやれないなと思った経験があります。
売上にとらわれてはいけませんが、適切な対価を得ることがプロフェッショナルでしょう。
さて話が戻りますが、利益を上げるには売上を上げるか、経費を抑えるしかありません。
経費を抑える意識は経営者としては必ず必要だと思いますが、抑えすぎると良くないことも知っておきましょう。
抑える所は抑えつつ必要な機器や患者満足度、スタッフへの還元、院内整備はしっかり出すとこ出しましょう。
そうなると売上を上げるには、、、という話になりますが、
売上=客数×客単価✕リピートになりますね。
客数は
①新規顧客の獲得(集客)
②既存顧客の維持(リピート)
を高める。
チラシやインターネット(SEO・MEO)、口コミ、地域での検診や啓蒙活動等を意識してやってみてください!
当院では近隣の格闘技のジムにチラシを置いてもらったりしてます。
客単価は
①購買意欲の向上(来院数やメニューの追加)
②購買点数の追加(追加自費メニューや物販)
③商品単価の向上(自費メニューの金額アップや別商品の購入)
となります。
難しくありません。
これしかないのです。
戦略→数字→実行→評価を繰り返す。
ただ利益が出れば良いのではなく、患者さんが楽になったり健康に関することなど信念があること、一貫性と具体性もって考える事☆
イベントやチラシ、ハガキも絞らないで色々やってもダメなんで確りターゲットを明確にして、顧客メッセージを送りましょう☆☆
※うちの院は開院時以降チラシを配ったことはありませんが。
おわりに
どうでしょうか?当たり前の事しか書いてないので、おい!これだけかよ!と思った先生も多いかも?(笑)
でも時々基礎を見直してみるのも大切です!
自分の行っている治療技術や接遇、地域にあった価格を見つけてみましょう!
目を向けたことのない先生は、ただ同じ事だけを繰り返し、自分はプロだ!治療の名人だ!と盲目になるとよくないですね。
事業主になったら経営のプロでもあるのですから。
また、最近は逆に高単価ブームがあり勉強がすんでいない・技術が身に付く前の先生やスタッフが余ってるからと未熟なもの、オカルト的なものを高単価で売り付ける院も多く見かける気がします。
そうならないように腕を磨き、勉強することも忘れずに!!
私の知り合いのコンサルになった柔整師の先生も「技術がなくて今のまま簡単に高収入」と謳っていますが、それでいいのか?!と私は思います。
高単価なら良いわけではありません。
少なからず人を救う職種ですからね。
つい語ってしまいましたが、適切な物を適切な価格で販売し、適切な利益を得られるように頑張っていきましょう(^^)