姿勢の悪さが腰痛の原因に

スポンサーリンク
スポンサーリンク

姿勢の悪さが腰痛の原因に!主なポイントを見直し根本へアプローチ!!

どうも、KGです!

整骨院でも良く診ることのある腰痛。急性疾患から亜急性や慢性的なモノまで幅広い腰の痛み。

折角痛みが引いたのに、また再燃してしまう。

こんなことに悩まされていませんか?
腰痛の多くは、姿勢を見直すことでメカニカルストレスの加わり方が変わります。
ただ、何となく頭に浮かぶ「良い姿勢」が良くない姿勢になってしまっている事も多いです。
今日は、そんな姿勢を見直すための主なポイントを記事にしてみます。

腰痛を起こしやすい姿勢とは?

私も実は昔は「猫背だね」と友人に言われ、自分でも認めるほど猫背でした。笑っ
今は姿勢を気にしたり、インナーマッスルを使う体の使い方を覚え、腰が痛いとか肩がこるということが無くなりました。
それは、普段から体の使い方や姿勢を意識しているです。

姿勢が全てではないけれども、やはり姿勢による負荷の変化は柔道整復師も目を向けないといけません。

腰痛を改善するための大切な姿勢チェックポイント

では、負荷のかかりにくい、良い姿勢かどうかを分析するには、どのような点を注意をしたら良いかを書いておきます。

細かい点を上げると姿勢はかなり細かく分かれるのですが、メインで大切なチェックポイントは、「胸椎=みぞおち」と「骨盤=股関節」の2つが大事になってきます。

この写真のように背中が丸まった姿勢でいると、胸椎は丸くなりみぞおち部分は短縮固定します。

そうなると背部の脊柱起立筋や多裂筋は出力が落ちます。さらに、骨盤は後傾し腹筋も短縮固定し大腰筋の上部もかたくなり腰椎を後彎させる働きになってしまいますし、相対的に股関節は伸展し、股関節の前側の筋肉は働きにくくなります。
インナーマッスルである「腸腰筋」はトーヌスが低下し働かなくなってしまうのです。

逆にこの写真はぱっと見ると、良い姿勢にも見えます。
わかりやすく少し極端にしてますが。笑
この姿勢はお腹が前に出すぎてみぞおちは伸びきっています。
さらに、腹筋や大腰筋の上部も伸ばされ、背部の筋肉が縮まって先程とは反対に骨盤が前傾し股関節は伸びにくくなります。
この状態では、腸骨筋は短縮固定し動きが悪くなります。

姿勢は簡単にいうと、体幹は曲がりすぎていても良くないし、伸びすぎていても良くないのです。

姿勢の分類は細かく分けると色んなタイプがありますが大きく分けるとこの2つの姿勢が部位で切り替わったり重心の前後によって組み合わせが変わるだけです。

どういう姿勢だとどこが固まりどこが弱っているかを想定しながらアプローチを変えてみましょう。

この写真のように変に力は入っていなくて、みぞおちは反らない程度に伸び、股関節の真上に体幹と頭がきている姿勢が理想です。

骨格により差がありますがこちらの重心線の記事もお読みください。

「胸椎=みぞおち」と「骨盤=股関節」が縮みすぎず伸びすぎずのニュートラルな位置に保つ、そこから動きをつくる時にインナーマッスルは自然と働いてくれます。

こういった姿勢を取るための筋肉がインナーマッスルですし、インナーマッスルを自然に働かせられるようになると、あまり意識しなくてもこのような姿勢になります。
ちなみに姿勢が悪くても上手くインナーマッスルを使えていると、腰痛は起きにくいです。

極端にいうと、腰痛の原因はインナーマッスルの働きが弱くなって小さい椎間関節等の動きや安定性が悪くなっているからであり、結果的に姿勢が悪くなりやすいんです。

ですから姿勢を見直すのも大切ですが、まずインナーマッスルをうまく働かせるような運動を行うことも大事になってきます。

インナーマッスルの運動はこちらの記事を

インナーマッスルとは?

「腰が丸いから痛いんだな」「反っているから痛いのかもしれない」このように考える先生はすでに多いと思います。

しかし、これも間違いではありませんが
腰が曲がっていたり、反っている姿勢でもインナーマッスルが働くのならば、腰痛を起こすことは少なくなります。

インナーマッスルとは、名前の通り体の深部に存在し、体の表面からは触れない物が多いです。
骨や関節の近くに付着していて関節に精密な動きを出したり安定性を高める働きがあります。

このインナーマッスルによって関節が安定することで効率よく大きな動作を取ることが出来るのですが、インナーマッスルが働いていないと関節は不安定になるので、本来は大きな動作や力を作るための表面の筋肉「アウターマッスル」で関節を安定させようとします。

アウターマッスルは多関節筋も多く、関節の精密な動きは苦手で関節のズレや損傷に繋がりやすく、また安定させようとする働きと関節を動かすという両面で頑張るので筋肉にとても負担がかかります。

その状態が続くと筋肉は硬く伸び縮みしにくくなり、血流も悪くなっていきます。
疲労物質や発痛物質などがたまりやすくなり慢性的腰痛や、動いたときに筋繊維の損傷が起きやすくもなります。

なので普段からインナーマッスルが正常に働ける状態で生活することで腰痛などの痛みを未然に防ぐ事が出来るのです。

おすすめの本

 最後に

なので姿勢が悪いから腰が痛くなる、だけではなくなんで姿勢が悪くなったのかも考えないといけないということになります。

また、姿勢だけでなくインナーマッスルが働く運動やフォームを施術に取り入れて腰痛にアプローチしてみましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました!

スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

フォローする