もくじ
リラクゼーションではなく治療院に
柔道整復師の皆さんはわかっているとは思いますが、整骨院がかなり増えてきています。
そして数が増えたことにより、リラクゼーション整骨院、マッサージ整骨院、ハイボルや超音波など物療のみに頼ってしまっている整骨院もどんどん増えてると感じています。
数が増えたことで昔ながらの整骨院よりも正しい施術や根本治療をする整骨院も増えてきていますが、そういう整骨院でも中身はマッサージやストレッチ程度しかしていないところも多いと思います。
勿論、治療上手な先生も増えてると思いますが(^^)
昔は治療上手な先生が増えることを危惧していました。自分が技術で突出していたい!と。
治療技術を出し惜しみしたりしていた時もありましたが、いずれキャッチアップされる時代が来るはず!
ならば自ら、その手助けをしたい!
そして逆に柔道整復師の地位の底上げを行い、患者さんにもっと尊敬される資格にしていこう!というのが今の私の思いです(^^)
私がリラクゼーション整骨院ではなく強い「治療院」としてやってけれるよう、心掛けていることを書いておきますね(^^)
①プライドを持って仕事が出来ているか。
やはり、リラクゼーション整骨院では出来ない治療、感覚だけではない知識・理論・エビデンスに基づいた技術。
間違ったことをしていないという自負、痛みを取ってあげられるという自信、整復と固定がしっかり行えるというプライドをもち仕事に打ち込みましょう。
そうでない方はそうなれるように努力しましょう。
私も自分に自信がありませんでした。
しかしそれが故、人一倍努力をしてきました。
やはり、一朝一夕で手に入れられる技術はたかが知れています。
はやいうちに確りと勉強しましょうね!その為の指標になれれば幸いです。
②患者さんに「府に落ちる一言」を言えているか
リラクゼーションではない分、気持ちよさが少ないので来院する気持ちを作ってもらう事も大事です。
時にはエクササイズや自宅でセルフケアを指示したりもします。
その時にも自信を持って患者さんに納得してもらえる一言が必要です。
また、専門用語に頼らず患者さんに分かりやすく伝えることも必要です。
③先生主導で出来ているか。
治療院的要素が強いほど、セラピスト主導である必要があります。
リラクゼーションであるほど患者さん主導になり、わがまま言いたい放題になっている傾向が強いです。
イニシアティブ(主導権)を持ってやっていけるようにしましょう。
④先生と患者さんの関係を築けているか。
イニシアティブを持ち、治療家としての立場を作る必要があります。
そうすることで守ってもらいたい指導内容にも耳を傾けてもらえます。
私はあまり偉そうにするのは苦手です。
ですから怖いと思ってもらう・上から話して偉そうにしたりはしません。
しかし約束を守ってもらう、頼られる立場になる、相手に安心感を与えられる存在になれるように心掛けています。
世間話もしますがそれだけになると、「自分を治してくれる先生」という風には見られなくなってしまいますね。
安心感を与えられるためにはどんな意識が必要か。
皆さんも考えてみてください!
おわりに
どうでしょうか?
けして偉そうにする必要はありません。
こんな事にも気を使い、治療を行う整骨院作りに活かしてみてくださいね。
いろんな事を勉強していくと自然とこうなっていきやすいと思いますよ(^^)
他にも治療をメインでやっていけるために、技術はもちろん、システムやメニュー、マニュアルと色々努力すべきところも記事にしていきたいと思います。
最後までありがとうございました。