仙腸関節(siJ)テスト法

最近AKA博田法について記事を書いたので、今日はsiJにフォーカスしてテスト法を記載してみます(^^)

腰痛も一括りにせずsiJ障害・炎に着目しアプローチ出来るようになると、より効果的な施術ができ、遣り甲斐を感じられますよ(^^)

勉強は骨が折れますが確りテスト法を覚えましょう!柔道整復師だけに!

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siJテスト法

①Gaenslen test(ゲンスレンテスト)

患者背臥位で健側下肢の膝を胸に着けるように股・膝関節を屈曲させます。

伸展している患側siJ周囲に疼痛を訴えれば陽性です。

屈曲する側の痛みを訴えることがあるので、痛みがどこに出ているかを確認しましょう。

ちなみに屈曲側の腰部に痛みが出る場合は腰椎や腰仙(LS)関節に問題があることが多いです。

②Newton test(ニュートンテスト)

①仙骨圧迫法

患者、腹臥位で仙腸関節部を上から押します。

siJに痛みが生じれば陽性です。

痛みの場所を確認しましょう。仙腸関節でない場所、特に仙骨そのものを痛がることもあります。

②腸骨押し開き法

患者、背臥位で腸骨を外旋方向へ開きながら後方へ押しこみます。

siJに痛みが生じれば陽性です。

③腸骨圧迫法

患者、背臥位で腸骨を挟み込むように左右から圧迫させ内旋方向へ押しこみます。

siJに痛みが生じれば陽性です。

③FABERE test (ファベールテスト)

患者、背臥位で患肢の膝を曲げ、対側の腸骨陵を軽く抑え、膝を床に向かってさげ股関節を開きます。

仙腸関節の痛みを訴えたら陽性です。

健側をテストすると陽性になる場合もあるので、左右テストしましょう。

この動きで鼠径部に痛みがある場合は、パトリックテスト陽性とし、股関節に障害があることを示唆します。

④FadirfTest(ファーダーフテスト)

患者、背臥位で術者は一方の手で患者さんの膝、もう一方の手で足首を持ち、股関節を90°に曲げ、膝関節も90°くらいに曲げます。このポジションから膝を内側に倒しましながら(股関節の内転)、足裏が外側に向くように捻ります(股関節の内旋)。

屈曲(Flexion)・内転(adduction)・内旋(internal rotation)、させ、最後に屈曲(Flexion)を加えます。これらの動作の頭文字をとってfadirfテストと呼んでいるわけです。

仙腸関節付近に痛みが出れば陽性です。

⑤fadiretest(ファディーレテスト)

患者、背臥位で術者は一方の手で患者さんの膝を軽く曲げて一方の手で足首を持って股関節を屈曲(Flexion)・内転(adduction)・内旋(internal rotation)、させ、最後に伸展(extension)を加えます。これらの動作の頭文字をとってfadireテストと呼んでいるわけです。

ニュートンテストでも仙腸関節の不具合を見ることは出来るのですが、比較したときにこれらの方が股関節の靭帯を緊張させることでより仙腸関節の動きを導くことができるので正確性、再現性が高く、治療の効果も確認しやすいです。

⑥Pump handle test(ポンプバンドルテスト)

患者、患側を上に側臥位になり、術者は手を患側腸骨陵にあて、腸骨を頭↔️足方向に動かし、siJに剪断力を加えるようにします。

仙腸関節に痛みが生じれば陽性です。

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おわりに

siJの痛みは腰痛の中でも結構多いです。

しかし、整形外科でも、レントゲンによる異常は発見されません(骨硬化像は写るがそれは、負担を証明するだけでしかない)

なので徒手検査がとても大切です。

他にも検査はありますが、上記したものをマスターしておけば十分だと思います。

どの負荷で痛みが誘発するかが解るとクリニカルリーズニングにも役立ちます。

他にもSLRによる柔軟性も仙腸関節の矯正により変化が出るので一緒に確認しておきましょう。

徒手検査を行い、なぜ腰が痛くなっているのか、なぜ他所では治らないのかを説明するだけでも患者さんの気持ちは救われることがあります。

2~3㎜しか動かない関節ですが、アライメントや包内運動の正常化も確り出来るようになり、柔道整復術に研きをかけましょう!

最後までお読み頂きありがとうございました。

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