問診のポイント

私は技術も大事ですが問診にも重きを置いています。

ちゃんとした治療を行うために、問診により原因を特定したり、治療プランを組んだり、リスクを排除したりと、とても大事な意味があります。

最近は整骨院も「問診をしっかりします。」とうたっているところも増えてきました。ですが契約をとるクロージングためのにせ物の問診も多いような気がします(^^;

勿論、ちゃんと問診が出来ている先生には必要ないのですが、自信がない方は私が注意している項目を載せてみるので問診の際に活用してみてください。

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問診項目

  1. 現在の症状
  2. どんな風に症例を感じるか(その人の表現の仕方を聞いておく)
  3. 患部に圧痛の有無
  4. いつから発症したのか(その症状は今現在、楽になってる・変化なし・悪化のどれか)。
  5. 発症のきっかけ
  6. 発症した際にいた場所
  7. 発症時の症状
  8. 現在の症状は 持続的か間欠的か
  9. どの様な時に症状が起こるか・強くなるか
  10. どの様な時に症状が改善するか
  11. 仕事で負荷がかかる姿勢や動作があるか
  12. 趣味で負荷がかかる姿勢や動作があるか
  13. 今痛みで制限されている動作
  14. 睡眠時の痛みはあるか
  15. 睡眠時の姿勢・枕やマットの硬さについて
  16. 以前にも同じ症状が出たか(再発であれば、その回数を聞く)
  17. 以前の病歴
  18. 以前・今回来院までに行った治療は?
  19. 咳・くしゃみ・いきみで疼痛が増すか
  20. 膀胱直腸障害はあるか
  21. 薬は服用しているか(服用しているのであれば、その種類:NSID、ステロイドなど)
  22. 歩行状態はどうか(これは問診というより、実際に動作分析で確認したほうが良いケースも多い)
  23. 現在の健康状態
  24. 画像検査をしたのであれば、その結果
  25. 以前手術や大きな病気や外傷を受けたことはあるか?
  26. 夜間痛はあるか
  27. 事故の経験はあるか
  28. 原因不明の体重減少はあるか

必要に応じこの中から質問を選択します。

それにより状態を把握します。場合によってはレッドフラッグとなり、医師への受診を勧めます。

このあとに動作を検査し必要ならば姿勢や歩行を分析し各種徒手理学検査を行います。

また全員に全てを聞くわけではありません。

時にはストレートに聞かず、聞き方にもコツやポイントがあります。

必要なことを確認しながらも患者さんの心を掴む必要もありますので、そのうちその辺の心理学も記事にしたいと思います。

また私が作成したリピート率90%を得るための問診マニュアル・トークスプリクト(例台本)が欲しい方はご連絡下さい(^^)

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コメント

  1. 斎藤 より:

    記事を読ませていただいて大変感銘いたしました。私は経験は浅いですが、学校ではテスト用の勉強ばかりで、経営技術はまたそこから自分でセミナーなり勉強をしなければならず。では柔整師とは保険請求するだけなのか?しかし学校では保険請求についても教えず、勤務した店次第。なんだこれ?時代錯誤だなと。資格をとったことに後悔ばかりでしたが、そうもいかず、自分で勉強をし始めているときにこのサイトにたどり着きました。
    私も理学的な評価を行いつつ、治療を心がけてきました。まだ未熟ですが、
    問診マニュアル欲しいです。勉強させてください。

    • kz より:

      斎藤さまありがとうございます。

      斎藤さまは勤務柔整師でしょうか?
      開業されていますか?

      どの立場でもリピート率は大事です。
      リピートしてもらうことにより技術力も上がります。
      本当に治療技術が身に付くとその場で痛くて動かせない症状を取り去ったりすることもできます。
      確かに整骨院業界はムラがありますが、ちゃんと勉強すると遣り甲斐もあり感謝もされ捨てたものじゃないですよ(^^)

      さて話が反れましたが問診マニュアルは心理学を生かしたリピート率をあげるためのもので直接的な治療のものではありません。(間接的には体を楽にもしますが)
      ご希望でしたらトークスプリクトとセットで一万円になります。
      また、LINEで問診マニュアルについての質問も出来るコースは一万五千円になります。

      ご検討頂き興味があればご連絡ください(^^)
      ちなみに私は良いときでリピートは百パーセント、6回リピートは70%位だしますよ。
      自費もとるので単価も低くはありません。

  2. 斎藤 より:

    すいませんアドレスまちがえてました