これから開業される先生へ、私からのアドバイスです。
これから一般的な経営学やマーケティングも記事にして行きますが、整骨院が増え、やり手の先生や腕の良い先生も増えて時代が変わってきています。
マーケティングや経営学は当たり前になってきていて、それ以外に以下の考えを持っておくと良いと思いますよ(^^)
このアドバイスも頭に入れ考えて開業される事をおすすめします。
もくじ
①兎に角、自信のある徒手療法を身に付ける。
とりあえず、これなら人には負けないという、手技を身に付けておくと、治せるので口コミを得られますし、人を雇ったときも患者さんに対して自信をもてます。
私は自分に自信がなかったので、人の倍勉強しましたし、治療も自己満足にならないように、エビデンスや他覚的所見が得られる事に拘りましたので、治療に関しては自信を持てました。
②、①には拘らない
徒手療法に拘りのある私ですが、それだけではいけません。
というかそれだけでは治らない人も多く存在します。
時には慰安的なマッサージがビックリするほど可動域を広げたり、心理学を用いて心から治さなければならない人、サポーターや栄養学等、物を使った方が治りの良い方もいます。
そして、治療が楽しくても時間・単価や回転、リピート経営的な視点も必要です。
マーケティングのみの他店舗展開ばかりしている整骨院は嫌いですが、雇われでなくなるのならば治療だけではなく広い視野、柔らかい頭が必要です。
③自分を知ることそして、強い先生になること
自分の特性、長所・短所を理解し長所は伸ばして短所は改善し人間的に強い先生になりましょう。
④コミュニケーションを身に付ける
良い治療を受けてもらうにも、口コミを広めてもらうにも、商品を買ってもらうにもコミュニケーションが必要になります。
特にこれだけ整骨院があるのです。
同じ治療を受けるなら、会話のキャッチボールが出来る優しい先生を選びますよね?(^^)
美容院をイメージすると良いかもしれません(^^)
⑤マーケティングの本を読んだりセミナーに出ておき、開業の3~6ヶ月前から活かす事
軽度のマーケティングは、今はどこの整骨院も行っていることでしょう。
こういう事への脳トレと思って、知識を蓄え、それを開業前から仕掛けて、開業をスムーズに成功させましょう!
⑥開業前に内覧会をやること
これももう当たり前になってきましたね。
今は、内覧会も1日ではなかったり、内覧会の内容を工夫する時代です。
⑦実費率最低5割以上にし、賃料・光熱費・自分の給料をまかなえるようにする。
自費に反対派の先生もまだいますが、田舎でないと保険のみでやっていくのは大変です。
また、治療レベルも上がらないでしょう。
そして、不法請求も避けられます。
必ず自費にも対応出来るようにしておくことをおすすめします。
⑧施術スタッフを自分以外に二人以上雇うことを目標にする。
私もバリバリの治療家ですし、治療レベルの低下を気にして開業当初は少人数でやって来ました。
しかし、体を壊しては元も子もないですし、雑務を任せて治療に専念することも出来ます。
人を雇うことで、視野も広くなるので私も今は最低限の範囲でスタッフを雇っています。
⑨稼働率・リピート率などを全て数字化し、数字以外は信用しない
医療は数字だけでは評価できないものが多々ありますよね。
そこもスピリットとして大事にしつつ、経営面では数字を一番に信用します。
スピリットを捨てて数字だけに走ってもいけないんですが!
稼働率は8割を目標にしましょう。
⑩いざという時に助けてくれる人達・家族を大切にしよう。
本気で向き合って仕事をしてると色んな出来事が起こります。
そんなときに支えてくれる仲間に感謝し大事にしましょう。
最後に
どうでしょうか?
すでに気にしてる人は上手くいくかもしれません。
こんなの関係ないって人は開業すると後悔すると思いますよ!
私も近隣の整骨院が何件も潰れて、中には夜逃げをした整骨院もありました笑っ
仕事ですからこれらの事も勉強しないといけませんよ!
まぁとても大事なことなんですが、こういったマーケティングだけの柔道整復師にはなりたくないですが、、、
しかし、逆におろそかにしていると追い込まれて、不法請求や急に金儲け主義に走ってしまう先生がいます。
マーケティングを学び集客を上げて、正統な治療をがむしゃらに行い、芯を残しハードワークに揉まれ、その対価に収入を得られ、余裕があるからこそさらに勉強をしたり外傷をしっかり見たりという良い循環を作りたいですね(^^)
それが正しい治療家だと私は思います。
最後までお読み頂きありがとうございました!