エコーがあって助かった!
今日はエコーがあって助かった案件を2件紹介します。
突き指
まずは、先日学生がバスケで突き指をして保健室で折れては無いけど一応医療機関で見てもらってということで来院した方がいました。
しかしエコーを取ったら骨折所見が!
第2指のPIP関節掌側に剥離骨折の骨片が写り早速医師連携!
骨折疑いの紹介状の書き方はこちらは↓↓
3指とともに固定をして整形外科に送ったところ↓
やはり中節骨基部の掌側板付着部に剥離骨折がありました。
こういう時は保健室での診断を当てにせずしっかりと可視化して確認できると助かりますね!
下腿打撲?
2件目はアキレス腱の筋腱移行部をサッカー中に蹴られたといって、跛行して来院された30代男性。
打撲からのアキレス腱の炎症と思いつつ、一応エコー検査をしたところ断裂像が!!
トンプソンテストを行ったところ陽性。
膝上から足関節底屈位でギプス固定をし、手術の選択肢もあるため医師連携。
結局アキレス腱完全断裂でしたが保存療法になりました。
「蹴られた」と言ったのは断裂の衝撃だったわけです!
アキレス腱は稀に移行部の断裂もあるため注意が必要です。
アキレス腱断裂の保存療法の注意事項の記事はこちら(^^)
兎にも角にもエコー検査はこれからの整骨院には必需品かもしれませんね(^_^;)
もしただの突き指と診断していたら・・・アキレス腱断裂は放置したら断端が短縮してあとからオペをしても一生まともに歩けなく可能性だってあります。
患者さんを守るため、自分の院を守るためにも可視化出来るツールはオススメです!
勉強好きな先生は是非エコー導入をご検討下さい(^^)
柔整師の地位向上の為、当会は整骨院のエコー導入を推進しています!
当会でオススメしているエコーはこちら↓↓