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症例報告、膝蓋骨骨折
先日講師の先生の院に、転倒し階段に膝を衝き来院された患者さんの症例です。
この方は40代女性で痛がっているものの、歩行に問題はなく階段も痛いが昇降は可能、抵抗運動やROM制限もなく内出血や圧痛もそこまで強くないそうです。
打撲だろうとエコーを撮った所、骨折線がはっきりと写っていました。
恐ろしいもので一見骨折がないようでもエコーを撮ると真実が浮き彫りになります。
これを見逃してると下手したら一発アウト!!
転位はなかったのでギプスシーネ固定を施し松葉杖をつかせ紹介状を書き医師に対診もしてもらったそうです。
これぞ正統な柔整師!!
エコーがあるからこそ転位を防げたし患者さんに納得してもらいながら固定具や超音波で単価を上げれたそうです。
国家資格を持っているのですから大きな外傷にも正しい処置を行えるのが整体師との大きな差でもありますね(^^)
この方は制限も残らず順調な経過だそうです。
腱膜下骨折だったのかもしれませんね。
皆さんも経験による勘にだけの診察のみでなく可視化できるエコーと固定法も身に付けておきましょう。
最後までお読み頂きありがとうございました。